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Ninjart Platinum Collectionのチャレンジまとめ



2021年11月~12月に開催の"Ninjart Platinum Collection"。

実はいろいろな企画に挑戦しているイベントなんです。そこで、今回のNinjart Platinum Collectionでチャレンジしていることをまとめてみました。

NFTのプロデューサーとしてのお仕事はこんな感じなのかなと思うので、今NFTコレクションを展開している方だけでなく、今後NFTのコレクションを展開しようとしている方の参考にしてもらえればと思います。

Ninjart Platinum Collectionとは、

「Fanart cultureの価値を証明するNFT」とテーマに、日本のトップNFTクリエイターが参加する"CryptoNinja"のトリビュートコレクションです。

≫詳しくは特設ページへ


1.トリビュート・コレクション

一番の特徴は、このコレクションが「トリビュート・コレクション」であること。

音楽の世界でも、あるアーティストの曲を複数のアーティストが歌ったトリビュートアルバムとうのがありますが、それのNFT版です。

通常、クリエイターが自分の作品をコレクションする形が多いですが、"Ninjart Platinum Collection"では、20人のクリエイターさんの作品を一つのコレクションにしました。



2.キャスティング

「トリビュート・コレクション」を行うにあたり、一番大事なことは、誰に参加してもらうか。です。キャスティングの考え方はいろいろあると思いますが、今回は「オールスター」を選びました。夢の競演=このメンバーが一緒に出ていることがすごい、というやつです。

結果、日本NFTの今の時代を切り取るアーティストに参加いただけることになりました。皆さん、本当にいい人でよかったです。




3.独自コントラクト

「1.トリビュートコレクション」を実現するには、大きなハードルがありました。それは、OpenSeaで普通に登録すると、Mintした人は実際のクリエイターさんではなく、コレクションを運営している「CryptoNinjaFanart」になってしまうんですね。

これでは、作品を購入された方の嬉しさも減ってしまう可能性があります。そこで、独自コントラクトという形にし、コレクションの運営は「CryptoNinjaFanart」が行いますが、「Minted」の欄にはクリエイターさんの名前が入るようにしました。

技術力があれば、いろいろなことができるんですね。




4.段階的リリース「〇報出し」

例えば、音楽フェスでは、フェスに参加するアーティストを一度に発表せずに、段階的に発表します。「○○が参戦決定!」みたいなやつですね。これは、アーティスト側との交渉タイミングがバラバラということもありますが、チケット発売のスケジュールと細かく連携して、長期的に関心を持ってもらい、フェスに来てもらえる仕組みです。今回も、同じような考え方で段階的に情報出しをしています。

主要のコミュニケーションツールがTwitterでしたので、たくさんある情報の中で、何をどのタイミングで伝えていくか、というコミュニケーションプランニングをしっかりやりました。



5.応募者全員NFTプレゼント

イベントに関心を持ってくれる人を増やすために、今回は、開催期間にあわせて応募者全員NFTプレゼントを開催します。

先日行われたアイコニーちゃんの企画を参考にさせていただいて、実施することにしました。今回運営がroad1名のみなので、手作業で1件1件お送りしました。



6.入札参加者先着20名様に、NFTプレゼント

今回のイベントは、ETHでのオークションで行います。今の時点では、どのくらいの価格感になるのか、正直わかりませんが、たくさんの人にイベントを楽しんでもらうために、先着で入札していただいた方に、特製のNFTをプレゼントします。

買いたいけど、今は予算がないしなー。という方も、発売情報をチェックしてもらえるようになると嬉しいなと。





7.プレゼンター(リレーシステム)と贈呈式

ブロックチェーンならではの企画ができないか、ということで、考えたのがプレゼンターという企画です。これは、一度販売した作品を、落札者様からプレゼンターに渡していただき、プレゼンターからお戻しすることで、NFTの所有者履歴にプレゼンターの名前を記すという企画です(リレーシステムと呼んでいます)。

実験的な意味もあり、初回となる「サットヴァ」の販売でのみ行います。

誰の名前が記されたときに嬉しいだろう?と考え、今回、本家CryptoNinjaのプロデューサーであるイケハヤさんと、今、本家「サットヴァ」を所有している関口メンディーさんに相談したところ、快諾いただけました。本当にありがとうございました。






8.参加者限定Discord

参加者で一緒にイベントを楽しみましょう。という目的で、運営とクリエイターさん、イケハヤさん、メンディーさんの限定Discordを用意し、そこで次々と仕上がってくる作品を先行で紹介したり、情報交換をしています。多くは事務局からの事務連絡になりますが、期間限定の特別な場にしていければと思っています。



9.バックステージツアー(舞台裏通行手形)

音楽フェスでは、応募者にステージの舞台裏を招待するような「バックステージツアー」という企画があったりします。NFTの場合、みんな手探りでコレクションの運営を進めているようなところが多いと思うので、人数限定で参加者限定のDiscordを見れるようなパスをNFTで発行しました。

https://opensea.io/assets/matic/0x2953399124f0cbb46d2cbacd8a89cf0599974963/23719074043939303277960045660254075989350420319519596450870813358507740364803



10.集合写真と落札者、参加者特典

今回のイベントは、参加いただいたクリエイターの皆さんの豪華さから、「NFTアベンジャーズ」と呼んでいただけました。そこで、20体のNinjartをアベンジャーズをイメージしてビジュアル化しようと思い、コラージュアーティストのフジイカズシさんにお願いして1枚のビジュアルにしました。これは落札者、関係者にNFT化して配布する予定です。





こんな感じで、いろいろなチャレンジをしながらの"Ninjart Platinum Collection"。 間もなくスタートします。


「CryptoNinja」は、ファンアートが自律分散的に発達し、オリジナル作品の世界観も作り上げていく、という日本の二次創作文化がなければ生まれなかった稀有な取り組みだと個人的に思っています。


クリエイターさんが「CryptoNinja」をどのように解釈して作品ができあがるのか。また、そのクリエイターさんの解釈が作品を通して本家「CryptoNinja」の世界観に対してどんな影響を与えていくのか。


そういった楽しみもできればと思っていますので、2021年最後のNFTイベントを一緒に楽しんでいきましょう!

CryptoNinja Fanの活動は、2021/10/5に思いつきからスタートしました。 当初の構想からは考えられないスピード感で進化?変化?しています。 ここでは、記録を残しておきたいと思います。 2021/10/19 Ninjart Platinum Collection構想思いつく 2021/10/18 初のCryptoNinjaオークションに参加。019を競り落とせず玉砕(入札 5ETH

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